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アフガンハウンド ・ラルフ

”ラルフ”は今も私の心の中で生きています。
たったの5年で、こんな事になるなんて
、あの頃は、想像もしていませんでした。
生後、30日で、千葉の山の奥から私の元に来てから、
あっと言う間に大きく成長し、わずか一年で、体重も30キロになり、
優雅で、堂々とした子に成長しました。
いたずらも、半端ではなかったね。
油断すると、ガス台の上にある鍋の中身をあっという間に平らげてしまって
私を何時も困らせていましたね。

何処か遠くを見ているような眼差しが、魅力的でした。
頼もしくて、暖かくて、何時も私の傍で、守っていてくれた。
あなたとの生活は、幸せでした。
あの日までは・・・・

7月28日の朝。起きると、何時もは散歩の催促をするのに、
その日は、離れたところから、見ているだけで
動こうとしなかった。
様子がおかしいと、すぐ病院に運びました。
原因がわからないので、注射と点滴で一度は帰宅。
その日の深夜、突然の嘔吐。
30キロもあるあなたを、夢中で抱きかかえ、
すぐに病院に連れて行くと、そのまま入院、
ウイルス検査や血液検査など、
あらゆる検査をしても原因がわからず、
朝になって、お腹の中に、異物が入っている可能性も捨てきれないので
テスト的に開腹手術をしたいとの連絡。
いざ、開腹しても、何も見つからない場合もありますと。
その場合、開腹のリスクだけが残ってしまうので、
どうなされますか。との問いに
選択の余地はなく、開腹手術に踏み切るしか手立てはなかった。


テスト開腹のはずが、
お腹を開いてみると、腸の一部に腫瘍があり、それが破裂していたことで
腫瘍部分を切除。大手術になってしまった。
6時間近くかかった手術に、あなたは、耐えましたね。

お友達のバリー君にも輸血をしてもらい、一時は、奇跡的な回復をみせ、
自力で立ち上がり、排泄もし、食欲も旺盛になって、
8月2日に、先生からも、
今後、通院しながら、治療も続けていかないとならないが、
退院の見込みとの言葉ももらいました。

3日に面会に行くと、私の顔を見て横たわったまま、
パタパタと尾を振り喜びを表現はしていたものの、
腹水の量が多く、元気がないようだったので、
無理に排泄の為の歩行をさせないでくださいと、先生にお願いした。
帰り際に「明日又来るからね」そう言ってあなたを見ると、
伏せの体制で、私をじっと見つめていた。
あれが、ラルフに会えた最後だった。


家に帰っても、何故か胸騒ぎが収まらずに、
私は、それをかき消すように、退院の準備に夢中になりました。
虫の知らせとでもいうのでしょうか・・・
その日は何故か寝付くことが出来ずに、明け方の5時頃に
空を眺めながら「ラルフ頑張ってね」と言いながら
病院からの電話が無い事を祈りながら床につきました。
4日午前6時38分。病院から連絡が来た。
          残念です。・・・・・と。

病院に着いた時には、既に硬直が始まっていた。
どうして?先生?退院出来るんじゃなかったの?
余りにも、突然の事だった。
地獄に突き落とされたような絶望感に胸が張り裂けそうになった。
涙が溢れて止まらなくなった。
わずか一週間の出来事だった。
一週間前までは、元気で、食パンをねだって食べていたのに。
何で?どうしてなの?起きて!!ラルフ!!息をして!!お願い!!

そんな私の願いは、叶う事もなかった。

先生が、シャンプーをして綺麗にしてあげたいのですが・・
と言ってくれたので、
家に帰り、ラルフの到着を待つ。
その間に、ラルフを可愛がってくれた方々に報告をした。
沢山の方があなたの為に、駆けつけて来てくださって、
部屋中がお花で一杯になった。
シャンプーを終えて家に到着。
お帰り。ラルフ。
わずか一週間で、30キロもあった体重が
25キロになっていた。
彼の顔は、
あれ程の大手術と壮絶な戦いをした事を想像もさせない程、
綺麗で
まるで生きているようでした。
これ以上、涙が出ないという程、泣き 瞼が腫れ上がって、
目を開けている事も困難になってしまいました。
その日は一晩、ラルフの横で寝ました。


5日夕方、葬儀社の方が迎えに来ました。
棺に入りきれない程のお花を飾り、皆で最後のお別れをしました。
葬儀社の車に乗せる頃には、ポツポツと雨が降り始めてきて、
それはまるで、私の心の中のようでした。
雨の中、車が見えなくなっても、
暫くは、ぼんやり立ち尽くしていました。
火葬は、明日の朝一番で行うとの事でした。
立会いは、とても出来る精神状態ではなかったので、
私は家で待つ事にしました。
現実を認めたくなかった。信じたくなかった。
家に戻ったラルフの遺骨は、まだ温かく、
その温かさが、余計に悲しかった。

あなたのぬくもり、感触がまだ、この手に残っているのに
あなただけがいない。何故?
頭では、わかっているのに、心が、それを認める事が出来ない。
でも・・どんなに泣き叫んでも、あなたは、もう戻って来ない。

2週間後、病理検査の結果が出たとの連絡。
重い足取りで病院に行く。
腸リンパ腫との事でした。
非常に珍しい癌で、外部にはわからずに、
腸の内壁で進行していたとの事で
あの時、退院出来たとしても、数ヵ月後には、
安楽死の選択をせざる得ないとの事でした。
きっと、私がその現実に耐える事が出来ないと、
ラルフは察し
静かに逝ってしまったのだと思います。
最後まで、私を気遣ってくれたのだと・・・
5年と3ヶ月。
あなたには、沢山の喜びと幸せを貰いました。
ありがとう。ラルフ。
生涯、あなたを忘れる事はないでしょう。
ラルフ・・・・もう一度、あなたに会いたい。

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レオくん6か月

レオ
2代目のレオとも、お別れしてもう3年の歳月が経ちました。パソコンに大人の時の画像が無く
6か月の頃の画像がかろうじて残っていたので保存の為残しました。
プロフィール

かいちゃん

Author:かいちゃん
生まれも育ちも東京下町。
親子3代の江戸っ子です。
現在彼は静岡在住なので、
東京と行ったり来たりの生活が既に6年。
ほとんど静岡での生活ですが
月に数回程度、東京に帰っています。
2匹のプードルとアフガンと暮らしています。

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